今回は愛知県岩倉市にある、名鉄犬山線大山寺駅からのネタをご紹介。この駅は名古屋市営地下鉄鶴舞線直通列車が停車する駅ですが、利用者はあまり多くなく、駅集中管理システム導入の無人駅となっています。上下のホームはそれぞれ独立しており、別個に改札が設けられています。

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名古屋本線今伊勢駅の記事で、名鉄沿線には踏切のところに地蔵が多いということを書きましたが、ここの駅にもお地蔵様がいらっしゃいます。しかしここのお地蔵様は、他の駅のように駅前の踏切の所に設置されているのではなく、下り犬山方面の改札建屋の横に鎮座しており、踏切の近くではありません。なお、ここのお地蔵様には名前が設けられており、「氣附地蔵尊」と言うようなのですが、何に「気付」くために設置されたものなのかは正直不明でした。ひょっとするとこれも交通安全のために、やってくる列車や車に「気付」いてほしいという目的で設置されたのでしょうかねぇ。なお、ここには賽銭箱が横に設けられているのですが、通常神社やお寺で見かけるような形状のものではなく、無人駅の切符回収箱みたいなものが設置されています。なんだかここにお賽銭を入れるというのは、ちょっと違和感がありますね。
ちなみに駅名は大山寺(たいさんじ)ですが、近くにはお寺は無い模様。地名が大山寺町、大山寺元町、大山寺本町という名前であり、明治時代には大山寺村という村があったのだとか。かつてはお寺があったということでしょうか?意外にも、このお地蔵様の方が名鉄よりも古く、大山寺村の時代からあったものだったりして・・・・・・わかんないけどねっ!
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- 2017/05/26(金) 09:00:00|
- 駅前モニュメント
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