今回も愛知県から。でも名鉄じゃないよ。

紹介するのは蒲郡市にあるJR東海道本線三河大塚駅前のモニュメントです。三河大塚駅は小さい駅であるため基本的に普通列車・区間快速(この辺りでは各駅に停車)しか停車しないのですが、土休日ダイヤでは「ラグーナ蒲郡」への観光客を見込んで、朝の上り新快速が3本だけ停車するようになっています。ちなみに上のわんこはロータリーにおいてあった足元サイズの置物。モニュメントと言うより、利用者の誰かが置いていったのでしょうかね。

さてここからが本題。ここの駅前ロータリーの中心には、「三河大塚駅開駅三十周年記念碑」と題された成否が設置されています。駅の開業○○周年を記念する石碑が設置されている例は、ちょっと前に紹介した
JR佐川駅など、数えるとキリが無いほどたくさんありますが、ここの記念碑は面白いことに、「蒲郡市民憲章」が併せて記載されています。市民憲章・町民憲章の類も
JR十勝清水駅のように単独の石碑だったり、
JR小野田駅のように像つきだったりしますが、他の記念碑に併設というのは今まで他で見たことは無いですね。ちなみに裏面には開駅の情報が記載されていましたが、それによればこの駅は季節駅として1953年(昭和28年)に開業し、1960年(昭和35年)に常設駅になったとのこと。これはもともとこの駅が下記の海水浴客用の臨時駅として開設したことを記録しているのです。他の例で言うと、春の梅シーズンのみ営業する常磐線の偕楽園駅や、夏季大祭の日だけ営業する予讃線の津島ノ宮駅みたいなものでしょうか。今はこういう季節駅も、常設化や廃止が進んで随分減っちゃいましたけどね。そういえば私は臨時駅のモニュメントは記事にしたことがないですね。というかそういうところにモニュメントはそもそもあるのかしら?
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- 2017/07/09(日) 15:00:00|
- 駅前モニュメント
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