今回は秋田県山本郡三種町にある、JR奥羽本線鹿渡(かど)駅前のモニュメントを紹介します。この駅は地域のコミュニティ施設が駅舎に入居しており、どちらかと言うと駅のほうがおまけのようになってしまっています。

ここには大きなステンレス製のモニュメントが設置されています。なんだか岩みたいなデザインのものと、手前に輪っか見たいなものがあり、穴が貫通しています。ちなみに裏面に回ってみたところ、こちらは輪っかは無いのですが、ステンレス面は変わらず。

タイトルは「縄文の輝き」で、作者は金銀銅杢目金(きんぎんどうもくめがね)の工芸家である、林美光氏とのこと。金銀銅杢目金とは、異なる色の金属を組み合わせることで、木目のようなデザインの物を作っていく、江戸時代の秋田藩の時代から行われいる伝統工芸のようです。今回のものもいろいろな色が採用されているのですが、ステンレスをベースに銅などを使用しているのでしょうかね。ちなみに設置されたのは1995年(平成7年)の3月であり、この当時はまだ自治体としては琴丘町という町に属していました。ですので説明書きのところには、「この地 琴丘町の シンボルとして 永遠に そびえ立ち 町の発展を願いつつ やがて来る 二十一世紀への 平和の礎となろう。」と書かれていました。
余談ですが私がここを訪問したのは丁度17時。防災行政無線のチャイムがなったのですが、流れてきたのがまさかの
北小金のこれでした。初めて生でフルコーラス聞いたぞぉ・・・というか北小金で聞けるわけ無いからなぁ。
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- 2017/07/23(日) 15:00:00|
- 駅前モニュメント
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