んで、どこに行っていたかというと、こっちの方。

ちょいと北陸方面に行ってきました。ということで今回はJR七尾線・のと鉄道七尾線の和倉温泉駅前のモニュメントを紹介します。七尾-和倉温泉はJRとのと鉄道の共用区間であり、普通列車がのと鉄道、優等列車がJRの運行となっています。ただし、ここまでならのと鉄道の普通列車に乗っても18きっぷが使えます。

まず、駅舎の前でやたらと目立っているものがひとつ。これは5月の3日から5日まで開催される、七尾市の大地主神社(山王神社)のお祭りである「青柏祭」で使用される曳山「でか山」の車輪です。「青柏祭」は能登地区最大と言われているお祭りで、 ユネスコ無形文化遺産登録と国指定重要無形民俗文化財に登録されているようです。使用される曳山は、実際に参加者が曳くことができるそうな。ちなみにここにある車輪は1998年(平成10年)まで使用されていたもので、江戸時代から使用されてきたものだそうです。車輪だけでも直径2mあるらしいので、曳山自体はいったいどれくらいの大きさなのか・・・これだけでは想像つかないですね。

次は温泉地によくありがちな「歓迎」と書かれたモニュメントです。こういうモニュメント自体はあちこちにありますが、ここの駅の場合は特急列車到着時間帯になると、着物姿の旅館の女将さん(仲居さん?)が本当にお客さんを歓迎しに来ているのを見かけます。ほんでもって帰りの送迎の際には、わざわざホームまで見送りに来ているところも見かけました。温泉地の駅でもここまでしてくれているところを見たのは、ここが初めてのような気もします。


次は七尾市の石崎町(駅周辺から東側)で8月の第一土曜日に開催される「石崎奉燈祭」で使用される奉燈の形をしたモニュメントです。こちらのお祭りは漁師町である石崎町において大漁祈願を目的に開催されているとのこと。そしてこの奉燈(キリコ)は海の彼方から幸いをもたらした祖先神や客人への目印としたのが始まりなのだとか。

ちなみに裏面には、モニュメント設置者の七尾市が七尾市内の観光スポットなどをPRする文章が書かれていました。でもこのモニュメント、ロータリーの真ん中にあるからこの文字の大きさだと歩行者は読めないのでは・・・
ということでいろいろと北陸中心にネタを仕入れてきたので、徐々に放出していこうかと考えています。
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- 2017/08/18(金) 09:00:00|
- 駅前モニュメント
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