・・・予約投稿です。今回は滋賀県米原市にあるJR東海道本線醒ケ井駅前のモニュメントを紹介します。この駅は東海道本線の駅ではJR東海が管轄する最西端の駅です。”が”の表記が”ヶ”ではなく”ケ”が正しいらしいです。あ、行ってきたのはここではないですよ。ここを訪問したのは一昨年の年末でした。

まずは駅舎斜め前あたりに設置されている、”霊仙三蔵”という僧侶の銅像です。説明によれば霊仙三蔵は最澄や空海に並ぶ平安時代の高層で、唐の長安で「大乗本生心地観経」という法典の翻訳に従事し、その功績が認められて”三蔵”の称号を得ることができたとのこと。”三蔵”と聞くと西遊記の三蔵法師を思い浮かべる人も多いと思いますが、”三蔵”というのはもともと仏教の経蔵・律蔵・論蔵に精通した僧侶を指す言葉であり、人名ではないようです。なお、この醒ケ井駅周辺に霊仙山という山があり、霊仙三蔵はこの辺りの出身だったのではないかと言われていて、霊仙山の麓の松尾寺付近に霊仙三蔵記念堂が設けられているようです。ちなみにこの銅像の作者は米原市出身の彫刻家・森大造氏であり、霊仙山の方向を向くように設置されているとのことです。

次は看板に近いものですが、駅前広場入り口に設置されている鱒のモニュメントです。思いっきり施設名が書かれていますが、ここの近くには
醒井養鱒場という鱒の養殖場があります。同施設は1878年(明治11年)に設置された、鱒類で初めての養殖場とのこと。今では養殖のみならず、エサ釣りやルアー釣りでニジマスを釣ることができたり、レストランでニジマス料理を食べることができたりする、レジャー施設になっているようです。そういえば中目黒のライフの魚売り場にはたまーにニジマスが置いてあるっけ。ニジマスは塩焼きにして食うとうまいけど、さばくのが面倒なんだよなぁ・・・

醒ケ井駅は「
醒井水の宿駅みゆき」という道の駅が隣接されているのですが、そこには湧き水が設置されています。上の画像の湧き水以外にも・・・


・・・あっちこっちに湧き水が設置されています。流石”水の宿”を名乗るだけありますね。

一番最初に紹介した湧き水の隣には「日本武尊と醒ヶ井」という立て看板がありました。それによれば、日本武尊(ヤマトタケル)がこの辺りで倒れ、醒ヶ井の湧水を飲んで病を癒したという言い伝えがあるようです。
とりあえず、次回は最新のネタを紹介できれば良いなぁ・・・この記事かいてる時点ではまだ何処にも行っていないんだけども。
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- 2017/10/10(火) 18:00:00|
- 駅前モニュメント
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