今回は瀬戸大橋の付け根である、JR瀬戸大橋線(本四備讃線)児島駅前のモニュメントをご紹介します。

まずは「平成のふたつ岩」です。これは名前の通り平成時代になってから設置されたのもですが、「豊臣秀吉が大阪城の堀を建設しようとした際にこの地域の守り石を使おうと思い、二つに割ったところ大蛇が出てきたが、割ったことを今回に限り許してもらった」という昔話が由来となっています。現代においてこれを設置したねらいは、自然環境汚染に対する現代人への意識付けだそうです。

二つ目は万葉歌碑です。こ児島の町に関係する二つの短歌が、それぞれ原文(漢文)と書き下し文で書かれています。一応説明板も撮影したのですが、ご覧の通りぶれてしまいました。ちなみに歌は筑紫娘子児嶋と大伴旅人が詠んだものが書かれており、古くからここが交通の要所であったことを知らせてくれます。なお、石碑の文字を書いたのは、尾崎芳郎氏とのこと。

三つ目は名称不明のモニュメントです。橋脚のようにも見えますが、瀬戸大橋の橋脚はこんな形ではありません。陶器質のようにも見えますが、果たして何を表しているのでしょうか?

四つ目も名称不明のモニュメントです。石に穴が開いており、三日月が書かれています。う~ん、こちらもよくわからないですね・・・
特急列車や快速「マリンライナー」はここの駅をすぐに発車してしまいますが、少ないながら設定されている岡山-観音寺・琴平の普通列車の中には20分ほど停車する列車があります。もしそれに乗るようなことがあれば、途中下車してみてこれらのモニュメントを見ていくのも良いでしょう。
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- 2012/12/15(土) 15:42:18|
- 駅前モニュメント
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> 懐かしいです。
> 高校時代よくうろうろしました。
> むかし味野と云っていましたよね?
> 随分前になりますが、児島駅で降りた事が
> ありますが、モニュメントがあった事自体気が
> 付きませんでした。
こんばんは。
味野の地名は現在でも残っているみたいです。
すぐ近くには味野中学校もあるようです。
ちなみにモニュメントは西口バスターミナル内に点在していますが、
「平成のふたつ岩」は画像でも分かる通り、駅舎正面の位置にあります(歌碑も同じところです)。
- 2012/12/16(日) 20:27:32 |
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