道中のネタもしっかりありますよ。ということで今回は、山口県周南市にある、JR山陽本線新南陽駅前のモニュメントを紹介します。かつては新南陽市という市があってそこの玄関の駅として機能していたのですが、新南陽市は徳山市などと合併して周南市が発足し、現在の周南市の中心は徳山駅となっています。

まずは駅前ロータリーの内部に設置されている、石とステンレスで作られたモニュメント。説明によればタイトルは「伸」であり、作者は同じく山口県にある
JR宇部新川駅の「しばられピラミッド」の作者である、彫刻家の速水史朗氏。設置年は1991年(平成3年)で、当時の新南陽市が非核平和宣言都市になったことを記念して設置されたようです。また、デザインについてはそれぞれ、全体的なまろやかな形状で平和や人間的な優しさを、石の立像で自然を、ステンレスの立像で工業を、手前に横たわる石で市の発展を支える市民を表現しているのだとか。確かに石は自然物、ステンレスは人工物ということで、表現の仕方はわかりやすいかなと思います。ちなみに私はこの形状・・・ハッピーターンかばかうけだと思ってしまいました(オイ)

次はバス停に設置されている何気ないベンチ・・・ん?
脚がイシダイじゃないですか! ちなみにイシダイの石像が脚になっているベンチはバス停にあったこの1つのみ。どういう意図でイシダイなんでしょう。製作者の人が磯釣り好きで、釣り魚として人気のイシダイをデザインしちゃったんでしょうか?ちなみにもう1匹いるのはイシダイの幼魚であるシマダイかな?なお、新南陽のあたりはイシダイが釣れないことはないのかもしれませんが、特に名物になっているということも無いようです。うーむ、謎。
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- 2018/01/12(金) 15:00:00|
- 駅前モニュメント
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