2日に1回のペースで記事を書いていくもんだから、ネタ切れを起こしやすくなっています。ブログ草創期もこんな感じでした。ということで、今回はブログ草創期にも一度やった、「数年前の同じ日に何撮ってたかな」という基準でネタを挙げていきます。

滋賀県を走る近江鉄道220形の222です。私は2年前の12月17日に青春18きっぷで旅をしていたのですが、米原で乗換えをした際に撮影したものです。米原での乗り換えは何度もしていますが、この車両を見たのは今のところこの1回だけです。
近江鉄道の220形は、画像を見ればなんとなく分かるかと思いますが、元は親会社である西武鉄道で使用されていた車両を譲り受けて誕生した形式です。レールバスが担当していた運用を引き継ぐべく、車体長は16mとなっています。「ん?西武に16m車なんてあったっけ?」と思った方、結構鋭いです。国分寺駅のホーム長の関係で長らく多摩湖線で使用されていた351系は17mなので、それより短いことになります。実はこの220形は、もともと20m車だった701系のあらゆる部品を流用し、名目上「車体新造」として製造された形式なのです。つまり、701系を無理矢理16mに押し込めたということ。ちなみにこの形式は車体だけでなく、台車も旧型車のものを流用しており、今は数が少なくなった釣り掛け駆動式となっています。
この話を最初に知ったときは、「そこまでして西武の車両を導入するかなぁ」と思ったのですが、琴電や福井鉄道のように名古屋市営地下鉄の16m車を第三軌条方式からパンタグラフでの集電方式に切り替えるのもコストがかかりそうなので、どっちもどっちかなと思いました。大手私鉄は18~20mの車両が主流ですが、地方鉄道ではまだこのような短尺車でなければいけない路線もあります。今後車両の置き換えがどうなるのか、気になるところです。
そういえばライオンズカラーの交通機関って、この車両と伊豆箱根バスと西武山口線「レオライナー」以外にありましたっけ?何かを忘れているような気がする・・・
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- 2012/12/17(月) 23:09:56|
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