以前西方面に旅に出る際は、
姫路駅のホームの「えきそば」を食べていたのですが、最近は倉敷駅前にある「
ぶっかけ亭本舗ふるいち」のうどんを食べるのがお気に入りです。
「ぶっかけ亭本舗ふるいち」は、”倉敷うどん”を提供しているチェーン店で、ほとんどが岡山県内に店舗を持っているのですが、広島、高知、大阪にもわずかながら店舗があるようです。うどんといえば対岸・香川県の讃岐うどんが有名で、ぶっかけなどもありますが、「ぶっかけうどん」の商標登録しているのは実はこの「ふるいち」であり、もともと倉敷地区では江戸時代くらいからぶっかけうどんが食べられていたのだそうです。
ぶっかけうどんというと、
うどん本陣山田家の「ざるぶっかけ」のように、漬け汁のような濃い汁をかけるうどんをイメージする人も多いでしょうが、倉敷のものは少し異なります。

上の画像は「ふるいち」の「肉ぶっかけ」(570円)です。普通のぶっかけうどんは月見みたいな生卵がのるのですが、私はイラン(というか苦手)と思ったので生卵の無いこれを食べています。倉敷のぶっかけうどんの汁は、漬け汁よりも少し薄め(私は少し飲めました)ながら、甘みが強く出ております。薬味として生姜が入っているので、「しょうがの味がする甘い汁」という少し矛盾するような面白い味わいになっています。「肉ぶっかけ」は少し甘く煮た牛肉と、甘く煮たひじき、かまぼこが入っており、具も甘めに仕上がっているのが特徴です。値段はちょっとしますが、どうもアトを引く味のようなきがするんですよね。
ちなみに訪問時は年末ということもあり、店の前でうどんやつゆの立ち売りがされていました。倉敷では年越しにそばではなくうどんを食べる風習でもあるのかな?
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- 2018/02/11(日) 15:00:00|
- 食いもん
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