前回の記事が長すぎたので、今回は短めで。今回は福島県石川郡玉川村にある、JR水郡線川辺沖駅前のモニュメントを紹介します。

この駅は1面1線・駅舎なしのシンプルな無人駅なのですが、駅の入り口に石碑が一つ建っています。タイトルは「川辺沖駅建設記念碑」という、これまたシンプルなもの。題字は設置当時の玉川村長である、大木一夫氏が書いたものとのこと。ちなみに川辺沖駅は1959年(昭和34年)開業の駅であり、水郡線の中では最も新しい駅となっています。そのためか、題字の字体も旧字体ではなく新字体ですね。

裏面には駅設置の経緯と、川辺沖駅建設期成同盟会の発起人の氏名が記載されていました。駅設置の際に中心となった人物は、医師の味原重次氏とのことですが、同盟会の会長は題字を書いた当時の村長の大木氏だったようです。ちなみに同じような石碑は長野県小諸市の
JR小海線三岡駅にもありましたが、よく見てみたらデザインがまったく一緒ですね。まぁ、この手の石碑は意匠をこらすことも特にしないから、同じようなモノが出来上がるんでしょうけどね。
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- 2018/02/23(金) 09:00:00|
- 駅前モニュメント
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