もう3月かぁ。年末に九州に行ってからもうそれくらい期間経っちゃってるんだな・・・。ということで今回は九州から。大分県速見郡日出町にある、JR日豊本線日出駅前のモニュメントを紹介します。”日出”と書いて”ひじ”と読むのですが、私は最初読めずに”ひいで”とか”ひで”だと思っていました(笑)

ここの駅は地下道で駅の南北を結んでおり、地下道の途中から駅のホーム(改札)に上がる構造となっています。地下道の北側はちょっと高いところに出るのですが、出口の横に石碑が設置されています。

タイトルはずばり「日出駅地下道開通記念碑」です。碑文によれば地下道が開通したのは1987年(昭和62年)の3月であり、記念碑が設置されたのは同じ年の12月のようです。当時は駅舎が駅の南側に設置されており、開通時は通路としての機能のみだったそうな。その後に駅改築が行われて現在の構造になっているようです。裏面には寄付者などの名前・企業名が書かれています。二階堂酒造とか、焼酎飲む人はご存知ではないでしょうか?ちなみに一番寄付金を出している「日出駅横断地下道期成会」の会長であった竹光秀正氏は地元出身で、日本酪農政治連盟の初代委員長を務めた人物であり、
こちらのページによれば、同氏は終戦当時、重光葵外相(大分県出身)の秘書官で、同外相が戦艦ミズーリ号で第二次世界大戦降伏文書にサインした万年筆(パーカー製)は竹光氏から借りたものなのだそうです。
モニュメントからいろいろ辿っていって、意外な情報に辿り着いてしまいましたかね。
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- 2018/03/02(金) 09:00:00|
- 駅前モニュメント
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