今回も九州から。どうやら今後青春18きっぷを含む普通乗車券のみで、佐世保線の早岐-佐世保のみ特急列車に乗車できるようになるようです。減便による代替措置ということなのでしょうけど、もっと普通列車が少ない日豊本線佐伯-延岡はスルーなんですかねぇ・・・。ということで今回は長崎県佐世保市にある、JR佐世保線・大村線早岐駅前のモニュメントを紹介します。

早岐駅は最近橋上駅舎化されたのですが、それに伴い駅の東側に広場が整備されました。そこの端のほうに紹介するものはまとまって存在しています。まずは大きい方のものですが、古めかしいレンガ積みの塔が設置されています。これはかつてここにあった、早岐機関区の給水塔跡です。説明によれば、このあたりは佐世保に軍港が置かれたことから、早くから鉄道が整備されており、この給水塔も1897年(明治30年)の早岐駅・早岐機関区設置頃から使用されていたもののようです。ちなみに説明にもありますが、佐世保線から見たらこの駅はスイッチバックの配線になっており、上下どちらの列車も駅の北に向かって発車していき、南へは大村線が伸びています。そのためか、佐世保線の佐賀方面からの列車はこの駅で折り返す列車が結構あり、一方で大村線の列車は佐世保まで直通する列車が多いです。

そして今度は給水塔跡の隣に設置されている小さい方。石碑なのですが「守る公徳たのしい旅路」と書かれています。裏面には説明と思しき記述があるのですが、劣化していて読みにくいです。一応”鉄道省”と書かれているのはわかりましたので、その時代に設置されたものということはわかります。意味としては「ルールを守って、旅を楽しみましょう」ということになりますが、当然のことといえば当然のことですね。
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- 2018/03/04(日) 15:00:00|
- 駅前モニュメント
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