今回は東京都西多摩郡瑞穂町の玄関である、JR八高線箱根ケ崎駅前のモニュメントを紹介します。多摩都市モノレールは以前より上北台からここまで延伸する計画がありますが、未だ実現はしていません。

この駅は以前は平屋の駅舎を使用していましたが、現在は橋上駅舎となっており、駅の東西にロータリーが設置されています。まず東口にあるものを紹介しますが、ここには「馬の水飲み」という噴水?があります。水がバシャバシャ出ているわけでもなく、蛇口があるわけでもなく、水溜りのようになっており、柱の部分に馬の頭の彫刻が付いています。説明によれば、この駅がある場所の旧・箱根ヶ崎村は江戸時代に、青梅街道と日光街道が交差する宿場町であり、物流の要所であったことから、輸送用の馬の水飲み場が用意されていたようです。これはそれにちなんで設置されたモニュメントで、野鳥や小動物の水飲み場になり、人々の魅力的な空間として地域コミュニティの役割を果たし、「みらいに ずっと ほこれるまち」として発展していくことを目指しているとのこと。ん、今の説明でおかしな点が・・・日光街道ってここ通ってなくねぇ?千住の方じゃなかったっけ・・・と思って調べてみたら、江戸時代に八王子千人同心が日光勤番のために整備した日光脇往還(日光裏街道)のことを、この場所では日光街道と呼んでいたそうです。

次は西口のロータリーにある、「天空」という名前のモニュメントがあります。ステンレス製の輪っかの上にステンレス製の鳥が付いています。説明書き(ねこじゃらしが邪魔・・・)によれば、「瑞穂町の誕生、歴史、自然をテーマとし、町の軌跡を人々が肌で感じ、将来に向って住民が心を一つにし、新たな発展・飛躍を誓うシンボルとなることを願った」とのこと。
瑞穂町のホームページによれば、「人々の和と繁栄を象徴する輪」と「自然の象徴であるオオタカ」をイメージしているようです(オオタカなんだ・・・ツバメかと思った)。

余談ですが、川越・八高線ではE231系が運用開始したらしく、代わりに205系の撤退が始まったようですね。ここを訪問した際に撮影した上の編成も運用離脱したとのこと。いやぁ、最近車両置き換えが早くなっている気がするけども、気のせいかなぁ・・・トシとったからか・・・?
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- 2018/03/18(日) 15:00:00|
- 駅前モニュメント
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