今日から4月、新年度ですねぇ。でも日曜日なので実感が無い人もいるのではないでしょうか。当ブログも年度だろうがエイプリルフールだろうが気にせず、いつもどおりの記事ですからね。ということで今回は昨夏に訪問した、福井県あわら市にある、えちぜん鉄道三国芦原線あわら湯のまち駅前のモニュメントを紹介します。JRにも芦原温泉駅がありますが実際の温泉街はこちらであり、芦原温泉駅からはバスに乗って来る必要があります。

ここの駅の北西にはいろいろな施設があるのですが、その一帯が駅前ロータリーと一体化するように広場として整備されています。そこには「藤野厳九郎と魯迅の像」と題された銅像が設置されています。これはどちらかというと、その後ろに設けられている藤野厳九郎記念館のモニュメントの意味合いが強いですかね。詳細を説明しますと、藤野厳九郎は仙台医学専門学校(現・東北大学医学部)にて解剖学の教授をしていた人物で、留学生として来日していた小説家の魯迅を指導していました。魯迅が書いた小説の「藤野先生」のモデルはこの藤野厳九郎であり、日中友好に貢献した人物として日中両国で銅像などが設置されているようです。ちなみに右側の学ランを着ているのが魯迅なのですが、小説家になってからの魯迅の顔(あのヒゲが生えてる顔写真)しか知らないので、ひと目で魯迅とは思えませんでした(笑)。ちなみに説明書きには厳九郎が晩年福井に戻って耳鼻科医として活躍し一生を終えたことについて記載されており、中国語による表記も用意されていました。

次は線路沿いにあるものを2つ紹介しようと思うのですが、どちらもタイトルや説明などの記述は無く、詳細は不明のものです。1つ目は石の棒をジェンガのように積んだモニュメントです。なんだかキャンプファイヤーで燃やす丸太(みんなで囲んで「もえろよもえろよ、炎よもえろ」とか歌う時のアレ)みたいですね。

次は石垣に木の扉が2つ付いているもの。ちなみに扉の向こうは線路なので、特に部屋などは無いのですが・・・。昔お城の城壁には、鉄砲や弓矢を撃つために開けられた”狭間(さま)”という穴があったのですが、それに似ているような気がします。近くの丸岡城の城壁でも再現しているのでしょうか?う~ん、上の石積みのモニュメントと共に、よくわからんものですなぁ。
スポンサーサイト
- 2018/04/01(日) 15:00:00|
- 駅前モニュメント
-
| トラックバック:0
-
| コメント:2
> ほんまですね(笑)
> ジェンガにも見えますし
>
> キャンプファイヤーをする時の丸太にも見えます
>

>
> 最後の写真の
> 「石垣に木の扉が2つ付いているもの」も
> 気になります(*^^*)
>
> その扉は 両方とも
> 開けられるんでしょうか。
> 向うは 線路ながら
> 子供みたいですが
> 開けれたら 楽しそうだなと思ってしまいました
> (^^ゞ
こんばんは。
流石に扉の反対側からは確認しませんでしたね(笑)
扉の向こうは夢の国・・・ということにしておきましょうか(笑)
まぁ、実際には保線作業者などが利用しているものかもしれませんね。
- 2018/04/02(月) 22:43:39 |
- URL |
- カタばみ #-
- [ 編集 ]