さーて、今回のお地蔵様は・・・って、お地蔵様ばかり紹介していますね。富山県はどうやらお地蔵様の文化があるようです・・・

今回紹介するのは、富山県中新川郡立山町の富山地鉄立山線榎町駅前の踏切横に設置されているお地蔵様です。石造りの頑丈な御堂が建立されており、中にお地蔵様がお二方いらっしゃるようです。花が供えられているだけでなく、ご丁寧に幕まで設置されており、地元の方々によってしっかりお世話されているのがわかりますね。

近づいてみますと、お地蔵様に「南無六道能化地蔵尊」と書かれた襷がかけられているのがわかります。六道というのは人間が輪廻転生の際に赴く地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天の六つの世界のことを指し、お地蔵様はその六つのどの世界においても救済をしていただけるのだそうです。よく「六地蔵」といわれるようにお地蔵様が六名並んでいらっしゃるのは、その六道それぞれのお地蔵様がいらっしゃるからなのだそうです。でも今回ちょっと気になるのは、ここのお地蔵様はお二方だけなのですが、お一方で三役を担っているのでしょうか?ううむ、それだとかなり忙しそうですねぇ・・・それともどこか近くのほかの場所に四名いらっしゃるのでしょうか?
気がついたら、今月入って遠出する前からお地蔵様の記事ばかり(黒部宇奈月温泉駅も含めて)書いていたので、次回からは他のネタを書いていこうと思います。
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- 2018/05/18(金) 09:00:00|
- 駅前モニュメント
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