
富山のネタに戻ります。今回は一気に終点!黒部市にある富山地鉄本線の宇奈月温泉駅前のモニュメントを紹介します。温泉街の玄関ということで、駅前の噴水も温泉を使用しているようです。

まずは駅前広場の噴水の横にある、「夢」というタイトルの、裸婦の頭に鳥が止まっているデザインの高岡銅器の像です。この像は長崎の「平和祈念像」や
JR岐阜羽島駅の大野伴睦先生御夫妻之像の作者として知られている、彫刻家の北村西望氏によって制作されたもののようなのですが・・・なんと
通販で販売されているではありませんか!以前にも
同じように通販で売られている銅像がありましたが、こちらはこの通販サイトだけでなく、Amazonにも出品されています。ちなみに銅像設置の目的としては、宇奈月町には彫刻家の佐々木大樹・日出男親子が制作した平和の像という観音像があることから、「ブロンズ像」のある街づくりを推進していきたいとのこと。

そんなわけでこの辺りには銅像があちこちに設置されています。広場の向かいのビルの前には、あまりサイズは大きくありませんが、猫をひざの上で抱えている女性の銅像が設置されています。タイトル板が外れていて下に置かれていたのですが、タイトルは「好日」であり、作者は彫刻家の富永直樹氏とのこと。富永氏も高岡銅器の像をたくさん制作しており、通販で売られているようです。

次は駅舎の北側の階段の出口に設置されている、ライオンの銅像です。作者の記述はありませんでしたが、タイトルは「森の王者」とのこと・・・ん、ライオンって森に住んでたか?サバンナではなくて・・・?ちなみになぜライオンなのかについては、
宇奈月グランドホテルのツイートによれば、商売繁盛の神様としてこのあたりのホテルなどではライオン像を置いているところが多いようです。

最後はちょっと駅前から位置がズレますが、ホーム先端の足湯の向かいにあるホテル「
フィール宇奈月」のところに設置してあった母親と少女の銅像を紹介します。作者は同じ富山県の射水市在住である彫刻家・
熊谷喜美子氏であり、タイトルは「永遠の愛」とのこと。親子の愛は永遠・・・ということでしょうかね。ちなみに私は今回あまり散策の時間を設けていなかったので、駅近のここのお風呂を立ち寄り(大人1名500円)で利用させていただきました。あまり広い浴場ではありませんが、宿泊客の時間と重ならなかったため、人が多くは無くゆったりと体を伸ばして入浴することができました。
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- 2018/06/03(日) 15:00:00|
- 駅前モニュメント
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