たまには首都圏のネタを出しておかないと・・・ということで、今回は東京都福生市にある、JR八高線東福生駅前のモニュメントを紹介します。

この駅は橋上駅舎というよりも、跨線橋上に小さな詰所と改札があるような構造になっており、入り口が東西に分かれています。まずは福生市街地の方を向いている西口からですが、ここにはロータリーが整備されており、その中に羽のようなステンレス製のモニュメントが設置されています。タイトルは「飛翔」です・・・またこの名前かぁ。「飛翔」という名前のモニュメントは
JR東海道新幹線岐阜羽島駅、
JR函館本線厚別駅、
JR奥羽本線赤湯駅、
JR外房線新茂原駅に次いで5番目の登場です。モニュメントの近くには作者である小出英夫氏のメッセージが用意されていましたが、それによれば「作品は、季節と共に変化します。また、鑑賞者の動きや感じ方で様々な顔を出すものです。私はその”ゆらぎ”を「鳥」をモチーフに表現しました。」とのこと。・・・私は認識が”ゆらい”だのだろうか・・・鳥ではなく蝉の羽だと思っていました・・・

次は横田基地の方である、東口から。ここには「東福生駅東口公園」という小さな公園(というか広場)があるのですが、その中に「こころは空へ」というタイトルのモニュメントが設置されています。こちらも先ほどと同様に作者からのメッセージがありますが、まず作者は彫刻家の富田眞州氏であり、箱根彫刻の森美術館が監修したとのこと。メッセージには「大らかな自然につつまれ 不動の精神と親子の持つ尊きつながり 母が子を思うはかりしれない慈母心 また 子供が安心して 大きく 未来へ躍進できるような 豊かな日々をおくれることを意図しております」とあります。子供を安心して育てられる環境を実現したいという地元の方々目標を、このモニュメントで表現しているということでしょうか。

これはおまけですが、公園の入り口付近にあった石標です。なぜに「駅」の部分が旧字体の「驛」になっているのでしょうか?ううむ、よくわかりませんな。
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- 2018/09/23(日) 15:00:00|
- 駅前モニュメント
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