今回は長野県飯田市にある、JR飯田線天竜峡駅前のモニュメントを紹介します。この駅以南は山岳区間となるため列車本数が少なくなり、普通列車が3時間ほど開いてしまう時間帯もあります。

駅舎の前の広場は狭いため、バスなどの発着は踏切を渡ったところに整備されています。モニュメント類はそのあたりに設置されているのですが、まず紹介するのは「名勝 天竜峡」と書かれた石碑です。広場があるものの、すぐ横に天竜川が流れているようなところなので、駅を出てすぐに絶景となっています。ちなみに2枚目の画像の右側はライン下りの船着場であり、利用すると3つ南の唐笠駅付近まで川下りをすることができます。ちなみにこの石碑、天竜峡自体は昔からの観光地なので古いのかと思いきや、設置は”平成26年”とは・・・

ちなみに踏切を渡ったすぐのところには、このような石灯篭も設置されています。しかし先ほどの石碑の設置年や、広場自体が整備されて時間が経っていなそうなところを考えると、この灯篭も最近設置されたものでは・・・(;¬_¬)

次は最初の石碑のすぐ近くに設置されている、「天竜流れて 稲穂は黄金 繭は志ろがね お國自慢の天竜峡」と書かれた石碑です。曲名は書かれていなかったのですが、「小唄作曲 中山晋平」と書かれていれば・・・
ちょっと前の記事にも出てきましたね。中山氏によるご当地小唄の一つである「龍峡小唄」の歌碑です。ちなみに「省吾」と書かれているのは、作詞をしたのが白鳥省吾氏であるためです。

次も歌碑なのですが、こちらはもはや駅前とは言えない所。先ほどの「龍峡小唄」の歌碑の向かいくらいの場所にあるのですが・・・設置されているのは山の中腹!画像はズームで撮影しました。これは昭和の芸者歌手・市丸氏が歌っていた「天竜下れば」の歌碑です。1番の「天竜下れば しぶきに濡れて 咲いたさつきに 咲いたさつきに 虹の橋」という歌詞が書かれています。ちなみにこちらも作曲は先ほどの「龍峡小唄」と同じ中山晋平氏。長野県出身なので、特に県内の唄は多く作っていたようです。県内の他の駅にも歌碑があるかしらねぇ?
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- 2018/10/16(火) 18:00:00|
- 駅前モニュメント
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